2020年11月22日日曜日

ヴラディスラウス・ストラウドの憂鬱 7

始祖「う~、眠い」
それもそのはず、始祖様はこの3日間、一睡もしておりません
毎週、約10000シムオリオンの請求書が送りつけられてきますが、現在の始祖家には支払うだけの資金がないのが実情なのです 
始祖様もようやくお尻に火が点いたようで、「生涯不働(はたらかず)」の誓いも返上して翻訳の内職(主にエロ本・笑)を始めました
執事「いかがですか?」
始祖「じぇ~んじぇんダメ」
始祖「あと1000シムオリオン足りねえ このままじゃ、送電を止められちまう」
執事「残り1000シムオリオンは私が何とかしましょう 今週から印税が入ってきますから」
始祖「印税? 何だそりゃ」
執事「『なっちゃんの血清フルーツれしぴ』の印税ですよ おかげさまでこのたび重版が決定しました」
始祖「…… え? あの正体不明の料理研究家って、おまえだったのか!?」
執事「始祖様にしては勘が鈍かったですね あれだけエルヴィラ様がわかりやすいヒントを出してくださったのに」
※「那智ベス」は「チベスナ(=チベットスナギツネ)」のアナグラムです
始祖「エルヴィラもグルかよ …あ、この間からふたりでコソコソしていたのって」
執事「ああ、アレは別件です レシピ本に関しては、エルヴィラ様の知り合いの出版社の方(エルヴィラの元カレらしい)を紹介していただきました」
始祖「おまえ、俺にいったいいくつ隠し事をしてやがる?」
執事「それは秘密です」
執事「ともあれ、次の支払いは何とかなりそうです ごゆっくりお休みください」
始祖「…何か、俺、あいつの手の上で転がされているような気がしてきた」
始祖「ZZZ…」
始祖様が地下室で熟睡している頃、エルヴィラと執事が何やら密談をしておりました
今週の執事:執事は「恋愛下手」
執事にキスを拒まれて、エルヴィラ姐さんはこんなふてくされ顔です
ちなみにチートで世帯の資金を増額しましたので、送電を止められることはありませんw


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