
スレイヤー邸 始祖「あいかわらず成金趣味のゴテゴテした屋敷だな」
アーロン・スレイヤー「かげ口は聞こえない所でやれ、ヴラド(怒)」 始祖「おや、聞こえてしまいましたか おじ上」
アーロン「(聞こえるように言ったくせに…) おまえのほうから訪ねてくるとは珍しい 何か俺に用か?」 アーロン「転地療養?」
始祖「ええ」 始祖「サラの体調がよろしくないので 医者からも空気がいい所で一年ほど静養したほうがよいと勧められました」
アーロン「おまえも付いていくのか」
始祖「幼いサラひとりで田舎へ行かせるわけにいきませんし」 アーロン「それで、おまえが留守の間、俺に始祖の仕事を代行してくれということか」
始祖「さすがはおじ上、話が早い なあに、書類の山に適当に目を通して承諾のサインをするだけの、呆け老人にもできる簡単な仕事です」 アーロン「俺はまだ呆けとらん」 始祖「♪」 始祖「あいかわらず下手くそですね、ピアノ」
アーロン「うるせえ」
パスカル「お帰りなさいませ、始祖様」 始祖「おじ貴の奴、もう帰ってこなくてもいいとほざきやがった」
パスカル「くすっ」 始祖「なぜそこで笑う?」
パスカル「あなた方、素直な物言いがおできにならない点はそっくりですね」 「もう帰ってこなくてもいい」は
「早く健康になって帰ってこいよ」
―――――という意味 始祖「パスカル 俺はおじ貴が好きじゃないが」
始祖「嫌ってはいないぜ」
サラ「わあ、レモネードスタンドも持ってきてくれたんだ」 パスカル「このコテージはサラ様のお気に召したようですね」 始祖「そんな格好じゃあ、この田舎町では浮きまくるぜ」
パスカル「今、着替えるところです」
始祖「………」 パスカル「……… 『着替えますから部屋から出て行ってください』といちいち申し上げなければいけませんか」
始祖「…ちっ」
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