2020年11月29日日曜日

パスカル・ピースのΨ難(さいなん) 1



画像をクリックすると大きく表示されます
ストラウド・マナーの早朝
執事「…朝か」
執事「ん?」
執事「△○■×÷▼□√!?」←注:パニクっている
執事「こ、このシチュエーションは…?」
執事「そうでした ゆうべ遅くにエルヴィラ様がやって来て…」
執事「ブラッドパックの売れ行きが絶好調とやらで、始祖様の部屋で3人で祝杯を上げて」
始祖「俺はもう寝るから、おまえらとっとと出ていけ」
エルヴィラ「あたしはもっと呑みたいのに~」
エルヴィラ「しかたないわね、部屋で呑み直しますか パスカル、付き合ってくれる?」
執事「かしこまりました」
エルヴィラの部屋(=客間)で、よもやま話をしながらしこたま酒を呑んだ
…ところまでは記憶があるパスカルだった
執事「…だめです そこから先の記憶がぶっ飛んでいます」
エルヴィラ「おはよう、パスカル ゆうべは素敵だったわ」
執事「エ、エルヴィラ様 ゆうべ、私はあなたに何かしましたか? 全然、記憶がないのですが」
エルヴィラ「うっふっふ う・そ・よ あたしが隣に横たわっても指一本触れずに爆睡してるんだもん」
執事「……」
エルヴィラ「あたしだって、無反応の相手を襲う趣味はないし」
エルヴィラ「ちゃんと目がさめたようだから、今からやる?」
執事「お戯れを …それより早く服をお召しになってください その格好はいささか刺激的すぎます」
エルヴィラ「あ~ら、童貞でもあるまいし まさか女の裸に免疫がないとか言わないわよね?」
執事「…その『まさか』だったりします」
エルヴィラ「え? うっそ~、マジ童貞なのぉ!?」
執事「童貞ではありませんが…ただ、女性とは…その、未経験で」
エルヴィラ「『女性とは』ということは『男性となら』経験済み…なわけね」
執事「…あ」
思いがけず墓穴を掘ったパスカルであった
エルヴィラ「相手はヴラド?」
執事「……」
エルヴィラ「否定しないところを見ると図星ね」
執事「…昔のことです」


0 件のコメント: