2020年10月21日水曜日

おにいさんといっしょ 2

★警告! 若干NSFW風味
執事「驚きましたね 亡き奥方様おひとすじと思われていた先代に隠し子がおいでとは」
始祖「まあ、おふくろが死んで15年 親父もまったく女っ気なしとは思っていなかったが、ガキまでこさえていたとは」
執事「とりあえず、サラ様は私の部屋でお休みになっていただきました」
始祖「すると、パスカルは今夜寝るベッドがないわけか」
始祖「じゃあ、7年ぶりに… やらないか?
執事「お断りします」
始祖「即答かよ」
始祖「気に入られねえな この俺様の誘いを断る理由を述べよ」
執事「長くなりますがよろしいですか?」
始祖「あん?」
執事「あなたはあの夜※のことなどもうとうにお忘れでしょうね」
※参照:That's Another Story #9(R18)
執事「私も初体験でいろいろ不手際があったことはお詫びしますが、ベッドの中で『痛いぞ』『俺を殺す気か』『このド下手!』と連呼されて、私のメンタルはずたずたになりました
そのくせしつこく何度もお求めになり、明け方近くまで一睡もさせてもらえませんでした
それでも、しまい頃には悦(よ)い気持ちになられたらしく、いい声でお啼(な)きになられましたね」
始祖「………」 ←注:全部、本当のことなので反論の余地がない
執事「それだけではありませんでした うとうとしかけた私の上に乗っかかり『今度は俺にやらせろ』と」
執事「前戯もなしに突っ込んだあげく『おまえの中は温かくて気持ちいいな』とのたもうて2回も中出ししやがったのはどなたでしたっけ?」 ←注:これも全部本当のことなので、始祖様は何も言い返すことができない
始祖「…まあ、そう言うおまえだって、2回ともしっかり達(イ)ってたじゃんか」
執事「(//////)(…だから、よけい悔しいんです ←笑)」
執事「……… とにかく、もう二度とあんな目に遭うのはまっぴらです おわかりいただけましたか?」
始祖「へえへえ …しかし、7年も前のことをよくそこまで克明に覚えているな おまえってけっこう執念深い奴だったんだ」
執事「私の人生最大のミステイクでございましたので」
始祖「まっ、俺にとって忘れられない夜だったけどな」
執事「…… お休みなさいませ」
始祖「スルーかよ」
――あの夜以来、私は誰とも寝ていません
そう言ったら、あなたはどんな顔をするんでしょうか
始祖「俺だって、あれから女としかやっとらんわ」
どうでもいい解説:うちの始祖様はバイ・セクシャル設定(男・女どっちもいけます) 
つまり「女性としか性的交渉を持っていない」=「男はおまえしか知らん」と言いたいらしい ←始祖様の奇妙な貞操観念w


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