2021年7月26日月曜日

続・私は如何にして心配するのを止めて吸血鬼を愛するようになったか 5

執事「わしにはささやかな夢があってな」
執事「坊ちゃまが成人されて、お美しい奥方を娶られ…」
執事「ひとりかふたり、お子様を儲けられ」
執事「誰よりも幸せなご家庭を築かれる …ふっ、そんな夢※じゃ」
※注:こちらでパスカルがエルヴィラ姐さんに語った夢とは老執事の夢にほかなりません パスカルは無意識かどうかは別にして、自分の夢とすり替えているわけです
執事「まあ、それを見届けるまでわしの命が続くかはわからんがな」
パスカル「……」
一方、その頃
アーロン「紹介しよう 左から、アン・アトキンス嬢、バーバラ・ボールドウィン嬢、クリスティーナ・コールリッジ嬢、ダフニー・ダンフォード嬢だ」
始祖(A、B、C、D…でいいか)
実は、始祖様は人の名前を覚えるのが苦手 いや、関心のない相手の名前などさらさら覚える気が起きないというのが本音
始祖(どの娘もおじ貴の息がかかった名家のご令嬢ってとこか)
アーロン「じゃあ、あとはお若い方同士でお楽しみください」
始祖(まあ、そっちがその気なら)
始祖(こっちも受けて立つぜ)← 生来の負けず嫌い
お嬢様がたはギャラリーからお借りしています
今日のミステイク:おじ上に髭を付けるのを忘れていました まあ、髭を剃ったということでよろしいですね ←誰に訊いている?


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