2021年11月30日火曜日

ヴラディスラウス・ストラウドの困惑 4

★警告!! NSFWにつき閲覧注意!!!
パスカル「では、私はこれで」
パスカル「失礼いたします、エルヴィラ様」
エルヴィラ「一分の隙もないように見えて」
エルヴィラ「色気ダダ漏れだわね 本人は無自覚だから始末に負えないけど」
エルヴィラ「ヴラド、あんたもたまにはあの色気にグラッとこない?」
始祖「? なぜ俺にふる?」
エルヴィラ「あら だって、あんたの『初めての男』ってパスカルなんでしょう」
始祖「!?
始祖「エ…エルヴィラ、てめえ なぜそれを!?」
エルヴィラ(ぷふっ この狼狽ぶりは図星みたいね)
始祖「誰から聞いた…って、あの馬鹿しかいないか」
エルヴィラ「まあ、話のなりゆきで」
始祖「あれは親父が死んだ時だから、もう7年も前のことだ」
始祖「あの夜、あいつに『俺をなぐさめろ』と命じた」
始祖「あいつに言わせれば、俺がたいそう心弱っていたから」
始祖「俺の命令にしかたなく従ったまでのこと」
始祖「あいつにとって…大いなるミステイク、人生最大の汚点だとさ」
エルヴィラ「あんたと寝たことが汚点? そこまで言う、早○優
始祖「…それ、もはや死語だぜ」
始祖「もう二度と俺と寝るのはまっぴらだと、この間はっきり言われたし」
始祖「無理やりキスしたら舌を噛みやがった」
始祖「俺は人を噛むのは好きだがな、人に噛まれるのは好かん」
エルヴィラ「くすくす」
エルヴィラ「あんたってホント馬鹿ね」
始祖「あん? 聞き捨てならねえな」
エルヴィラ「へそ曲がりのくせに、なんで、パスカルの言うことは額面通り受け取っちゃうの」
始祖「………」
エルヴィラ「だいたい16かそこらの童貞君が、いくら命令されたとしても、好きでもない男を抱けるわけないでしょ」
始祖「…… そうゆうもんか」
エルヴィラ「そうゆうもんなの(そもそもおっ勃つかよ)」


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