ヴァンパイアへの献血(笑)はおよそ2週間ごとに行われている
始祖「不思議だな」
パスカル「…はい?」
始祖「非童貞※になったら味が落ちると思ったが、おまえの血は前と変わらん いや、むしろ旨くなっている」
※注:ヴァンパイアによると、人間の血の味にはランクがあるらしい 最高級の味は童貞または処女の血というのがヴァンパイア界の通説である
パスカル「……(/////)」
始祖「今さら照れるな そこのベッドでさんざんやりまくった仲※じゃないか」
パスカル「(やりまくった…って) 始祖様 あなた、デリカシーって言葉をご存知ですか?」
※参照:That's Another Story #9(R18)
始祖「デリカシー? そんなもん、へその緒と一緒に切り落としてきた」
パスカル「うまいことをおっしゃいますね」
ヴァンパイアにもへその緒があるかどうかはプレイヤーも知りません
パスカル「…す、すみません 今日は、ちょっと、しつこすぎませんか」
パスカル「め、目の前がだんだん薄暗くなっ…」
パスカル「……(どさっ)」
始祖「パスカル!?」
一回に献血(笑)できる量には制限があるのだ しかしついついその許容量を超えてしまう始祖様であった
始祖「……またやっちまった」
当然、こんな風に気絶させるはめになるのである
始祖「ふっ あどけない顔で寝やがって」
注:寝ているのではありません 重度の貧血で気絶しているのです
執事「……」
チベットスナギツネに似た少年に対して芽生えた
この不可思議な感情を何と呼んだらいいのか
――始祖様はまだ知らない
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